矢張り疲れには温泉が壱番也

天生中滝乃圖

親父が家にずっと居るくせによ!…あそこの家はどうやって食っているんだろう?(謎)
本日は日頃の疲れを取ろうと思い、私より遥かに疲弊しておる母親を連れ立って岐阜県大野郡白川村にある温泉に足を運びました。白川村といえば、我が地元の五箇山と共に合掌造り集落が世界遺産に登録された白川郷で有名な所ですな。
8時過ぎに家を出て、国道41号線より国道360号線を経由して白川郷へ向かう。途中の岐阜県飛騨市の山間を流れる宮川沿いの道路は、昨年の台風による水害で現在も至る所で災害復旧工事が進んでいる。それは國道と随走しているJR高山線も例外ではない。否、寧ろ此方の方が被害が甚大で、現在も尚土砂が流されて宙吊りになった侭放置されているレールが実に痛々しかった。此方も工事は急ピッチで進んでいるが、完全復旧には後壱年は掛かるらしい。壱日も早い高山線の完全復活を切に願う。
更に車を走らせ、標高1289mの天生(あもう)峠を通過する。この近辺は紅葉の名所で、白川郷とセットで観光に訪れる者も少なくない。この日も地元岐阜、飛騨及び北陸参県は元より青森、練馬、横浜、名古屋、尾張小牧、大阪、なにわ、岡山、香川、愛媛と全國各地のナンバープレートを装着した自動車にお目に掛かれた。然し今年は例年よりも紅葉が遅いらしく、未だ山頂部分が少し赤くなっている程度だった。
不完全な紅葉を堪能しつつ11時前に白川郷へ到着。然し合掌集落群には目もくれず国道156号線を走り目的地の平瀬温泉の外れにある立ち寄り湯「しらみずの湯」に到着、早速温泉に浸かる。う〜ん、日頃の疲れと運転疲れが一気に吹っ飛ぶね〜♪これでこそ遠出をした甲斐があるというもので御座います。(〃ω〃)
それは母親も同様で、入浴後は休憩室で親子共々30分程仮眠を取る始末であった。まあ、御陰でかなりリラックス出来ましたが。
2時間程逗留後、再び白川郷の合掌集落へ来た道を引き返す。所が時間が悪かったのか、合掌集落近辺は大渋滞と化していた。これも世界遺産効果なのか…。御陰でこの辺を抜け出すのにかなり時間を食ってしまったが、いざ抜けると嘘の様に車群が消えた。何だかなあ…( ̄▽ ̄;
その足で今度は我が地元の誇るもう壱つの世界遺産南砺市五箇山へ向かう。然し此方の方は白川郷よりマイナーなのか観光客は疎らな状態、渋滞も無かった。地元の人間としては少々複雑な気分である…
その後は南砺市の旧平村にある蕎麦屋「渓流荘」で遅い昼食を食べ、16時過ぎに帰宅した次第で御座います。然しながら、ずっと運転をしておった私は(総走行距離は弐百粁!)出発前よりも疲れた感じで其の侭昼寝をする始末。これでは元の木阿弥だな(笑)。まあ久々にのんびりと出来たしこれはこれでいいか。
尚、夕刻に目覚めた後は、何時もの如く「パンヤ」に興じておったのは言うまでも御座いません(爆)。


という事で、本日はその天生峠の寫眞でも。とれとれだよ〜♪