俺は体の良い捨て駒ぢゃねえ!!

本日始業後、労働先の上司から我が耳を疑う事を言われました。
「お前は同じ部署の他の者より有給休暇を使い過ぎているから、今後極力有給休暇は使うな」と…
確かに私は今年に入ってから通院や帝都襲撃等で既に数日有給休暇を使用していますし、来週も所用の為申請及び許可を受けております。恐らくこの事に対し一部で苦情等が出た上での発言と思われますが(確かに私は労働先の人間にはあまり快く思われていない様なので…)、私はこの発言を聞いて強い失望と激しい憤りを覚えました。一体何の為の有給休暇か、と…
そもそも年次有給休暇労働基準法39条に定められた労働者の当然の権利であり、労働先…つまり使用者はこれに対し、「使用者は、…有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない」事になっています。尚、使用者は「請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる」のですが(これを「時季変更権」と言います)、これは単に日常的に業務が忙しいとか慢性的に人手が足りないというだけでは「事業の正常な運営を妨げる」理由にはなりません。因みに使用者は正当な理由の元で時季の変更は出来ますが、年休の行使を認めない事は出来ません。また、使用目的についても「年次休暇の利用目的は労基法の関知しないところであり、休暇をどのように利用するかは、使用者の干渉を許さない労働者の自由である」という判例もある通り、労働先は一切の干渉は出来ません。然も私には未だ相当日数の有給休暇があるので、これの行使には一切問題は無い筈です。
それを只単に「他の者より多く使っているから」という理由だけで(恐らく私に対する個人的感情もあったものと思われますが)使用するなとは、単なる私情だけの明らかに不当な発言であって、断じて許す事は出来ません!
誤解の無い様に書いて置きますが、私も無闇矢鱈に有給休暇を取っている訳では御座いません。人手の足りない日は極力避けてますし、病欠以外の場合は少なくとも二週間以上前に申請する等配慮はしています。そういう配慮も無視しての一方的な通告に、情けなくて涙が出そうになりました。
正直な所、現在の労働先の労働環境、賃金、及び私個人に対する扱いについて不満を持っている事は否定しませんが、この様な私個人の権利を蹂躙する発言までされては、私も然るべき所に相談をせざるを得ません。引いては今後の身の振り方についても真剣に考えなければいけないなと思っております。
この影響で本日は終日非常に気分が悪かった…この日記を書いておる現在もその勢いは止まっておりません…


流石に本日は寫眞を貼る気にもなれないので割愛。