三日振りの戰果報告で御座います

大物車シキ801之圖

本日は早々と弐日も執筆をサボった「らき☆すた聖地奇襲作戰」報告を書いてしまいますか。本日は報告捌。
鷲宮町及び幸手市下での作戰活動を終えた村田近衛兵聖地攻略特殊部隊『廃人』は次なる作戰を展開すべく移動を開始する。今迄ならば駅より東武日光線に乗り込み帝都を目指すのだが、今作戰は軍資金が限られていたのもあるが元来「捻くれ者」の私、何時も同じ行動を取るのも面白くないと思い完全単独行動だからこそ出来る事をしようと画策し、國道4号線新4号バイパスに出て一路進路を北に取った。
人生初となる茨城県に突入後も更に北上、そしてこれまた人生初である栃木県に足を踏み入れた。向かった先は小山市の変圧器メーカー、高岳製作所小山工場である。
高岳製作所小山工場之圖
高岳製作所小山工場之圖
工場傍の貨物の引込線を目で追うと、読み通り御目当ての代物があった。それは長年探し続けていた大物車「シキ」…そう、遥々小山迄遣って来た目的とはシキをこの目で見る事であったのである。
引込線に留置してある大物車シキ之圖
引込線に留置してある大物車シキ之圖
興奮を抑えつつ近寄ってみるとこの様な看板が。流石此処はシキが撮影出来る絶好の場所という事で鉄道マニアが多く訪れている様である。そしてこれは高岳製作所が鉄ヲタに一定の理解を示しているという事、或る意味有り難い話である。
貨車撮影者に対する駐車場案内看板之圖
貨車撮影者に対する駐車場案内看板之圖
郷に入りては郷に従え、看板の指示通り工場の守衛さんに貨車撮影の旨を伝えると快く許可を頂いたので指定の駐車場に車を停め徒歩で移動。これで心置きなく撮影が出来る。
高岳製作所小山工場に通ずる引込線踏切之圖
高岳製作所小山工場に通ずる引込線踏切之圖
残念ながらこの日は引込線先の工場シャッターは硬く閉ざされていた。このシャッターが開く時は多くの「鉄」で賑わう事であろう…
引込線先の工場シャッター之圖
引込線先の工場シャッター之圖
工場反対側に目を遣るとシキの雄姿が、此奴を見る為に遥々小山迄遣って来たのである。
シキ遠影之圖
シキ遠影之圖
愈々シキの本格撮影に移る、此奴はシキ801であった。近付いて見ると矢張りでかい…
大物車シキ801之圖
大物車シキ801之圖
今回装着されていたのは吊り掛け式のB1梁というタイプであった。巨大な荷物を貨車で挟む様にして輸送する仕組みである。
シキ801B1梁之圖
シキ801B1梁之圖
その積載量は驚く無かれ壱佰伍拾伍瓲!貨車本体だけでも六拾七瓲近くある。正に鋼鐵の要塞の如し!
シキ801半影圖 因みに日本通運所有 奥に別の梁も見える
シキ801半影圖 因みに日本通運所有 奥に別の梁も見える
接近してみるとその威圧感に圧倒される…
シキ801近影圖
シキ801近影圖
更に廻り込んで全体像を撮影。巨体を支える壱拾六軸参拾弐輪の車輪が実に勇ましい。これだけでも小山に来た甲斐があるというものである。
シキ801全体圖
シキ801全体圖
そしてシキの隣には大物車っぽい外見だが何か頼り無さそうな車両が留置されていた。
大物車っぽい謎の車両之圖
大物車っぽい謎の車両之圖
それは変圧器の荷重試験車であった。再塗装したらしく妙に小奇麗である。
高岳製作所所有荷重試験車之圖
高岳製作所所有荷重試験車之圖
実際に輸送に使用する大物車に応じて梁の位置を変えられる様である。
荷重試験車台車部分之圖
荷重試験車台車部分之圖
最後にシキと荷重試験車を一緒に撮影、予想以上に満足の行く撮影が出来た。
荷重試験車及びシキ801之圖
荷重試験車及びシキ801之圖
かくして長年の悲願であった大物車シキの撮影に見事成功。大戰果を収めて高岳製作所を後にしたのである。


 続く


本日の脳内BGM:祭小春「大物」(謎)


扨、本日の寫眞もシキ801の雄姿で。