廃人の長く且つ楽しい壱日(中編)

欅平駅に入場する黒部峡谷鉄道乃圖

私は学生時代から格闘技を身に付けております。「鳥肉拳」で御座います。六段で御座います。大変な武鬭家で御座います(謎)。
本日は愛車「櫻花」を修理に出したという以外は特筆すべき事も御座いませんでしたので、早々と昨日の日記の続きを書きますか。( ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄)


黒部峡谷鉄道の終点、欅平(けやきだいら)駅に到着したものの、相変わらずの雨で付近の散策も叶わず、記念撮影をしただけで宇奈月へ折り返す事に。今度は往路で乗った側壁無しの普通車両より壱ランク上の側壁と座席の背凭れが付いた「特殊車両」に乗る事にした*1。流石に普通車両と違い雨の心配が無い為、車内は粗満席に。元々車両自体が小さい為少々窮屈感を覚える。然も雨の影響で車内の窓ガラスがすっかり曇ってしまい車窓の風景も碌に見られない為、Jimmyさんは暇を持て余し新聞を読み始めた。観光用の列車なのに、この車両だけは通勤列車の雰囲気を醸し出していた(笑)。やがて二人とも居眠りをしてしまい、完全な通勤列車状態(爆)*2。目が覚めた頃には宇奈月駅が近付いていた。
こうして黒部峡谷鉄道を色んな意味で満喫し(笑)、今度は宇奈月の温泉を堪能すべく温泉街の外れにある立ち寄り湯「とちの湯」へ向かった。温泉街より更に山奥に車を走らせ、道路の終点部分にその「とちの湯」が在った。風呂自体は小ぢんまりとしているものの、露天風呂は源泉掛け流し、然も川を挟んで対岸に先程乗車した黒部峡谷鉄道を臨む事が出来るという最高のロケーションが用意されている。これで入泉料500円はお得である。
相変わらず雨は降り続いていたが、露天風呂には屋根が無い為ビニール傘が用意されている。然しこれなら頭寒足熱で丁度良いだろうと傘は使わず頭に手拭いを乗っけて温泉に浸かる。お湯も適温で良い気分である。そうこうしていると対岸にトロッコ電車が走行しているのが見えた。う〜ん、確かに絶景である*3
かくして温泉を満喫し体も温まった所で宇奈月を後にした。


…この続きは明日にでも。別にもったいぶっておる訳では御座いませんので。( ̄▽ ̄;


扨、本日は欅平駅に入場する黒部峡谷鉄道の寫眞をば。

*1:因みに、更に上のランクの座席の横幅が大きく取られた「リラックス車両」、最上級ランクの屋根がガラス張りの「パノラマ車両」という物も存在する。尚、特殊車両以上の客車に乗車する時は追加料金が発生する。当然、ランクが上がる程追加料金も高くなる。

*2:然も天井部分には小さいながらも「ケロリン」と鱒寿司の広告プレートが貼ってあり、それが益々通勤列車の雰囲気に拍車を掛けていた。

*3:と言っても私は目が悪い為、ぼんやりとしか見えなかったのだが。