廃人の長く且つ楽しい壱日(後編)

生地中橋乃圖

六本木、黒んぼ屯する外人バーにて手旗信號講習會を開催!(謎)
昨晩は(現在五日弐拾壱時)「ガキの使い」罰ゲームの視聴と腹痛でまともに日記が書けませんでした。そんな訳で、夕食後のひと時を利用して「宇奈月珍道中」の続きを書きます。
( ̄▽ ̄;


宇奈月の市街地を出ると悪天候の影響もあり、16時台にも拘らず既に暗くなり掛けていた。そんな中、今度は山間部より一気に海へと車を走らせる。次なる目的地は黒部市生地(いくじ)、黒部漁港に隣接されている「魚の駅『生地』」である。その名の通り、此処は地元漁協の直売店で、新鮮な魚を購入したり、「自分で魚を焼いて」食す事が出来るレストランがあり、私達の目的はそのレストランで夕食を食べる事である。
到着した時刻が17時過ぎという事もあり、レストランの客は少なく空席が目立つ。二人で適当なテーブルに陣取り、各々好きな皿を取る*1。Jimmyさんは蒲焼と鯖、私は刺身と烏賊の串と帆立の焼き物を選択、更に御飯と味噌汁を注文したのだが、何故か御飯より味噌汁の方が値段が高い。不思議に思っていたが、出て来た椀を見て納得、小振りながら蟹が入っていたのである。
壱通り出揃った所で、魚を焼きつつ食事を堪能。二人で味噌汁の蟹を食べている時は、言うまでも無くお互い無言であった(笑)。焼き立ての烏賊と帆立も実に美味で、大変満足な夕食となった。その後直売所も冷やかして見たが、特に何も購入せず「魚の駅『生地』」を後にした。
それから黒部漁港直ぐ近くにある日本初の旋回可動橋「生地中橋」を見学したが、時間が時間だったので残念ながら橋の旋回は見られなかった。
これで本日の予定行動を壱通り終え、一般道を通ってJimmyさんの滞在するホテルに戻ったのだが、途中、Jimmyさんが富山地方鉄道の切符が欲しいとの事で魚津市にある電鉄魚津駅に寄る事に。丁度その時、Jimmyさんの友人で私も面識があるcheetahさんからJimmyさんの携帯に電話が掛かって来る。運転中はJimmyさんと話をしていたが、駅に着いてJimmyさんが車を離れている間は偶々車内で流していた鳥肌実中将の演説を電話越しに聞かせて上げる。cheetahさんには大ウケだった様だ。やがてJimmyさんが切符を購入し戻って来たので、再びホテルへ車を走らせる。食料品の買出しや郵便局に寄りつつホテルに着いたのは19時過ぎ。この頃に漸く雨も上がった。荷物を運ぶのを手伝ってフロントでJimmyさんと別れ、私も帰路に就いた。こうして二人の珍道中は幕を下ろしたのである。
悪天候だったのは残念な限りでしたが、それ以上に楽しい壱日を過ごす事が出来ました。Jimmyさん、お疲れ様で御座いました。そして本当に有り難う御座いました。また何処かでお会いできる事を。m(_ _)m





という事で、本日は「生地中橋」の寫眞なぞ。

*1:此処は所謂セルフサービス方式で、自分で焼く魚、刺身、フライ等を好きなだけ取る訳である。