学生の本分は勉強だぞ!

京都御所 御内庭之圖

葉月ももう直ぐ終わるというのに、相変わらず残暑が厳しいですな〜。とはいえ、段々涼しくなって秋の気配を感じられる様になると、これはこれで少々寂しいので御座いますが。( ̄▽ ̄;
それはさて置き、学生共は夏休みの宿題をきちんと片付ける様に!今迄遊び呆けておった輩達は、これからそのツケを払う羽目になりますな〜。ざまあ見ろ♪ヾ(☆∀☆)ノ
そんな廃人の大人気無い嫌味はこの位に致しまして(爆)、今宵も「山城・近江特攻作戰」戰果報告と参りますか。
本日は霊験新たかな第四回!


京都駅に戻り中央口に向かうと、其処には既に古くからのネットの友人、一角獣さんが待っておられた。一角獣さんは現在、滋賀に在住されておられて、今回の「山城・近江特攻作戰」にお付き合い下さる事になっていたのである。*1尚、一角獣さんとは一昨年の十月に敢行した「備前・讃岐襲撃作戰」以来の邂逅である。
久々の再会を喜び合い、早速一角獣さんを交えて次なる活動を開始した。地下鉄烏丸線に乗り、向かった先は皇紀二五二九年まで皇居だった京都御所である。事の切っ掛けは事前の打ち合わせの際、京都御所の話をした所一角獣さんも興味を持たれたので早速参観を申し込んだのである。というのも、此処は嘗ての皇居だった事もあって宮内庁の管轄で、参観は無料だが事前の申し込みが必要なのである。運良くこの日の一三:三〇からのコースが空いていたので、それに申し込んだ次第で御座います。
地下鉄と徒歩で一三:二〇に到着、出入口の清所門には皇宮警察が物々しい警備を行なっていた。う〜ん、流石は宮内庁の管轄。受付が始まり参観許可証と身分証明の為の自動車運転免許証を提示し中の休憩所に通される。其処でビデオを観賞したり記念の土産を購入したりしていると参観開始の知らせが。ガイドと警備の皇宮警察の私服警官に挟まれる形で参観開始である。
ガイド、参観を開始するに当たり大まかな説明をする之圖
ガイド、参観を開始するに当たり大まかな説明をする之圖
先ず案内されたのが、参内時の控えの建物「諸大夫の間(しょだいぶのま)」。実に立派な襖絵で御座いますな〜。*2
諸大夫の間之圖 右が「虎の間」で左が「鶴の間」
諸大夫の間之圖 右が「虎の間」で左が「鶴の間
此方は「新御車寄(しんおくるまよせ)」。云わば皇族方用の玄関ですな。
新御車寄之圖
新御車寄之圖
朱塗りの門が「承明門(じょめいもん)」で、奥に見えるのが最も格式高き正殿「紫宸殿(ししんでん)」。我等一般市民が足を踏み入れる等恐れ多い場所であります。( ̄▽ ̄;
承明門及び紫宸殿之圖
承明門及び紫宸殿之圖
更に参観は続き、次に案内されたのは天皇が日常の御生活をなされた「清涼殿(せいりょうでん)」。
清涼殿之圖
清涼殿之圖
中央にあるのが天皇の御休息所、御帳台。獅子狛犬に守られております。
御帳台之圖
御帳台之圖
これは元服の儀式等に用いられた「小御所(こごしょ)」。王政復古の大号令発令後の「小御所会議」も此処で行なわれました。
小御所之圖
小御所之圖
小御所の前に広がる「御池庭(おいけにわ)」。その広さには一角獣さん共々感動で御座いました。( ̄□ ̄;
御池庭之圖
御池庭之圖
他にも御常御殿(おつねごてん)、御内庭(ごないてい)等を参観し、一時間に及ぶ京都御所参観を終えた。
御常御殿之圖
御常御殿之圖
いやいや、兎にも角にも素晴らしいの一語に尽きましたね〜。これは想像以上の見応えで御座いました。一角獣さんも「来て良かった」と喜んでおられましたし、正に大収穫の参観で御座いました。(〃ω〃)
かくして京都御所を後にして、次なる行動に移すのであった。
続く。


本日の脳内BGM:中野忠晴 松平晃 伊藤久男 霧島昇 佐々木章 松原操 二葉あき子 渡辺はま子 香取みほ子「愛国行進曲」(謎)。


扨、本日は京都御所 御内庭の寫眞なぞ。

*1:一角獣さんはこの一週間前のコミケを中心に様々な激務をこなされて、かなりお疲れだったとの事。今回は私風情の為に態々御時間を割いて下さり、本当に有り難う御座いました。m(_ _)m

*2:尚、参観は外からのみで内部には入れません。以下同様。