福田よりも「おわら」

キハ65形「エーデル」とキハ120形之圖

昨晩、私が越中おわら風の盆を見物に行った隙に福田康夫とか抜かす奴が突然内閣退陣を表明し、巷間は大騒ぎだったそうですな〜。結局此奴も先の安倍晋三同様無責任に内閣を投げ出すという宰相として有るまじき愚行を犯した訳ですな〜。親父の福田赳夫も草葉の陰で泣いておるぞ。
矢張りこんな「賣國奴」自由民主党の腐れ外道に日本國の宰相は任せられません!此処は最早「鳥肌翼賛會」鳥肌実中将の出番しかないでせう!中将ならば支那や北鮮如きにガタガタ言わせず武力行使で諸問題を解決してくれる事でせう(笑)。
う〜ん、時代は中将を求めておる…(☆∀☆)


まあそんなうすら糞眼鏡の話はこの位に致しまして、そのおわら風の盆の模様を認めますかね〜。
昨日は一九時にJimmyさんに我が家まで御足労頂き、早速おわらの執り行われておる富山県富山市八尾町(旧婦負郡八尾町)に向かいました。八尾の町は私にとっては庭のようなもの故、地理に関しては御手の物で御座います。(☆∀☆)
八尾の玄関口、JR越中八尾駅より市街地に掛けては全面車両通行止となっておる為、徒歩で町の中心部へと移動であります。多くの観光客と沿道に並ぶ露天商が否が応にも祭りの雰囲気を盛り上げますな〜。中心部を流れる井田川を渡り、愈々中心部へ。

中心部に入ると早速町流しに出くわす事が出来ました。踊り自体は各所に設けられた演舞場で見る事が出来るのですが、やはりおわらの醍醐味はこの町流しに御座います。壱年振りに聞く生の胡弓の音色は良いものですな〜♪因みにこれは今町の町流しであります。

町流しの見物客の大移動と格闘しつつ更に中心部を練り歩く。沿道の薬局に鎮座する佐藤製薬の「サトちゃん」も編み笠を被ったおわら仕様で御座います。まあ一種のコスプレですな(笑)。

雑踏の中歩みを進め行き着いたのは、日本の道100選に選定された「市道諏訪町本通り線」で御座います。坂の町に伸びる石畳の道と両脇の雪洞の列が何とも良い風情を醸し出しております。

すると此処でも眼前にて東新町の町流しが始まりました。これは僥倖でしたが如何せん道が狭いのでまあ窮屈この上ない。( ̄▽ ̄;

町流しが終わり、人が掃けた一瞬の隙を狙い夜間モードで撮影。中々幻想的ぢゃ御座いませんか。(〃ω〃)

更に町を徘徊しておると、ハローキティまでもがおわらのコスプレをしておるではないか。先程のサトちゃんと言い、正に「猫も杓子も象も」おわら壱色で御座いますな〜(笑)。

少し歩くとまたまた町流しに遭遇、今度は西町の町流しであります。尚、町流しは演舞場での演舞と違い各町内が「自発的に」踊る為、何時見られるかは分からないのであります。町流しを見るコツは「粘り」と「行き当たりばったり」で御座います(爆)。

此方は踊りの後ろを歩く演奏、唄及び囃子で構成される「地方(じかた)」で御座います。胡弓が弾ける人は実に羨ましいですな〜。

氣が付けば弐時間以上もおわらを堪能しており、そろそろ帰ろうという事で駅へと戻る。正に「時を忘れる」という奴ですな。駅前に展開する的屋の列を見ておると、「リピーターの多い店」だの「テレビ・ラジオで紹介されました」だのと謳った粉物系的屋が目に付いたが、マスコミに紹介されたというのは兎も角全國の祭事を渡り歩く的屋に何故リピーターが多いのかと訝しんでしまう。
そんな中、人集りのある的屋があったので何かと覗いてみると飴細工の的屋で、メニューに書いてある動物等の細工を注文に応じて器用に作っておりました。代金は難易度に応じて伍百円乃至七百円となっておりましたが、ふと
「阡円出すから涼宮ハルヒを作ってくれ」
「弐阡円出すから高町なのはを作ってくれ」
「伍阡円出す!俺の嫁長門有希を作ってくれい!」
と言ったらどんな反応を示すだろうかと言ったらJimmyさんは大受けしておりました。まあ十中八九


 帰れ>(;´゚д゚`)=○)゜∀゜)<アッー!


となるのがオチでせうが(爆)。あ、実践はしませんでしたので。ヽ(゜▽、゜)ノ
駅では恐ろしい位の列車の乗車待ちの列が形成されており、コミケの外周サークル宜しく「最後尾」の看板を持った駅員まで居りました。すると駅に停まっていた或る列車を見たJimmyさんが興奮気味に。聞けばかなりのレア列車であるキハ65形「エーデル」だとの事。エーデルは主に北近畿で団体専用列車として使用されておる代物で、このおわら客の輸送用に借り出された用である。う〜ん、こんな所でもおわらの意外な効果があるのですな〜。

かくして様々な角度からおわらを存分に満喫したので御座いました。


本日の脳内BGM:渡辺浩一「望郷風の盆」(謎)


扨、本日はキハ65形「エーデル」とキハ120形の揃い踏みの寫眞でも。