我、true tearsの原点を見たり!?(完全版)

むぎや男踊り之圖

本日は既報通り、Jimmyさんと共に富山県旧東砺波郡城端町(現南砺市)の秋の祭礼「城端むぎや祭」を見て参りました。
参照:城端むぎや祭公式家頁
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私、旧婦負郡八尾町(現富山市)の「越中おわら風の盆」は毎年見に行っておりますが、むぎやを見るのはこれが初めてだったり致します。因みにJimmyさんも初めて故、果たしてどの様な祭りが展開されるのかお互い楽しみにしつつ城端へ足を運びました。
むぎや祭はどちらかと言えば夜がメヰンの祭事なので、昼過ぎにJimmyさんと共に愛車『櫻花』を駆って城端へ出立。着いた時には目抜き通りの國道304号線は通行規制が敷かれ、既に祭りの雰囲気が存分に醸し出されておりました。
総踊り会場となった城端別院 善徳寺前之圖
総踊り会場となった城端別院 善徳寺前之圖
駐車場近くの「じょうはな座」前ではむぎや踊り講習会が執り行われておりました。私も遣ってみたかったのですが、むぎや踊りには欠かせない笠の価格が弐阡伍百円もしたので丁重にお断り致しました(笑)。
むぎや踊り講習会之圖
むぎや踊り講習会之圖
ふと沿道を彩る雪洞に目を遣ると、その中に御当地アニメ「true tears」で一躍名を馳せたアニメ製作会社P.A.WORKSの名が…流石は城端の名を世に知らしめた貢献企業ですな〜。( ̄∀ ̄)
P.A.WORKS広告入り雪洞之圖
P.A.WORKS広告入り雪洞之圖
本格的な踊りが始まるのは一五時過ぎよりだったので、それ迄の時間潰しに先月も行った「じょうはな織館」で珈琲ブレイクと洒落込む事に。
じょうはな織館之圖
じょうはな織館之圖
入口にはむぎやのポスターと共にtrue tearsのクリアファイル販売中の張り紙が…「クリヤーホルダー」と書いてある所が如何にも城端的ですな〜(笑)。
ポスター及び張り紙之圖
ポスター及び張り紙之圖
店内には未だクリアファイルがあったので折角なので購入(笑)、すると勘定時に地元の餓鬼と思しき男児が歩み寄って来て、矢鱈オタクという言葉を交えて話し掛けて来たのでJimmyさん共々気分を害する。此奴は本当におたくのマロンがわかってないね〜(by泉こなた)。尚、店員曰く在庫もかなり無くなって来たとの由、欲しい人は御早目に城端へ(爆)。
休憩の後、近くに出店した地元新聞社「北日本新聞」のブースにて来場記念新聞を作成して貰いました。尚、我々の顔は個人情報保護の観点から隠してあるので惡しからず(笑)。因みに写真右の馬鹿が廃人で御座います♪ヽ(゜▽、゜)ノ
北日本新聞のミニ新聞並びにtrue tearsクリアファイル之圖
北日本新聞のミニ新聞並びにtrue tearsクリアファイル之圖
一五時を過ぎ踊りの始まる時間が近付いて来たので移動。むぎや踊りは特設の競演会場で見るのも良いのだが、会場には四箇所で街並み踊りも行われておるのでそれを見物する事にする。その理由は競演会場は有料だが街並み踊りは無料だから(笑)。我々は今年のむぎやポスターにも描かれた会場「坡場の坂(はばのさか)」を選択、見物に良さそうな場所に陣取る。
坡場の坂会場之圖 坂の脇に古い造り醤油屋が構えている
坡場の坂会場之圖 坂の脇に古い造り醤油屋が構えている
やがて賑やかに地元町内の踊り手達が遣って参りました。愈々祭りも本番であります。
地元町内の踊り手達之圖 尚、この東新田町の皆さんは移動の為通過しただけです(笑)
地元町内の踊り手達之圖 尚、この東新田町の皆さんは移動の為通過しただけです(笑)
その後直ぐに最初の踊り手、東上町の皆さんが遣って来て街並み踊りが始まりました。
東上町の囃し方之圖
東上町の囃し方之圖
最初は子供達の踊りから。ほほほ♪初々しいのう♪(〃ω〃)
むぎやを踊る子供達之圖
むぎやを踊る子供達之圖
次は小学生のむぎや男踊りと地元民謡「といちんさ」が披露されました。子供とはいえ紋付袴姿は様になっておりますな〜。( ̄∀ ̄)
子供むぎや男踊り之圖
子供むぎや男踊り之圖
子供といちんさ之圖
子供といちんさ之圖
次は女性陣による踊りで御座います。これはまた優美ですな〜。
女性陣による踊り之圖
女性陣による踊り之圖
そして男性陣による男踊りで御座います。この勇壮な踊りこそむぎや踊りの醍醐味なのであります。
むぎや男踊り之圖壱
確かに勇ましく格好良いですな〜。( ̄▽ ̄)
むぎや男踊り之圖弐
むぎや男踊り之圖参
最後は男女交えての「古代神」が披露されました。いや〜、素晴らしいぢゃ御座いませんか。
古代神之圖壱
古代神之圖弐
こうして約参拾分に及ぶ街並み踊りは終了。入れ替わりで次の西上町による街並み踊りが始まりました。
西上町の踊り手達之圖
西上町の踊り手達之圖
踊る順序や踊りの内容は何処も同じ様なので説明は割愛致しますが(おい)、麦屋節の歌詞や踊りの細かい所は各町内によって若干異なるそうであります。
断っておきますが、私は決して幼女が好きな訳ではありません(爆)。
西上町の踊り之圖壱
う〜ん、この中に未来の仲上眞一郎君は居るのかしらん?(笑)
西上町の踊り之圖弐
この中に未来の石動乃絵嬢や湯浅比呂美嬢や安藤愛子嬢は(以下略)
西上町の踊り之圖参
西上町の踊り之圖四
西上町の踊り之圖伍
西上町の踊り之圖六
西上町の踊り之圖七
西上町の踊り之圖八
西上町の踊りが終わると更に入れ替わりで西下町の街並み踊りで御座います。この中に未来のなかが…(;´゚д゚`)=○)゜∀゜)<アッー!
西下町の街並み踊り之圖壱
西下町の街並み踊り之圖弐
西下町の街並み踊り之圖参
西下町の街並み踊り之圖四
西下町の街並み踊り之圖伍
こうして西下町の街並み踊りも終わり、氣が付けば弐時間近くも街並み踊りを堪能しておりました。然しそんな事は微塵も感じさせない素晴らしい踊りでしたな〜。まあ、流石にずっとコンクリートの上に座っておった影響で尻が痛くなりましたが。( ̄▽ ̄;
再び目抜き通りに戻ると、創作のむぎや踊り「じゃんとこいむぎや」の競演会が行われておりましたが、あの「よさこいソーラン節」が流行った影響で何処でもこの手の踊りが行われる様になりましたねとJimmyさんが仰っていました。言われてみれば確かにその通りですが、これで祭りが活性化されれば良いのでは御座いませんか?ひひ。
じゃんとこいむぎや之圖壱
じゃんとこいむぎや之圖弐
腹ごしらえに地元の有志が出店していた手打蕎麦を啜り、徒歩で城端駅に向かいました。その道すがら、街並み踊り出丸町会場を少し見物。揚羽蝶紋を施した白幕をバックに踊る様も画になりますな〜。
街並み踊り出丸町会場之圖
街並み踊り出丸町会場之圖
沿道の工務店にてtrue tears城端限定ポスターを発見、むぎやのポスターより大きく目立っておりました(笑)。
店先に貼られたtrue tears城端限定ポスター之圖
true tears店先に貼られたtrue tears城端限定ポスター之圖
駅に着くと此方も堤燈が飾られすっかり祭りモードで御座います。それにしても、今年になって参回も此処に来るとはね〜。尤も、JRで来た事は壱度も御座いませんが(爆)。
JR城端駅(むぎや)之圖
JR城端駅(むぎや)之圖
我々が此処へ来た目的は言うまでも無く、駅に設置されたtrue tears聖地巡礼者向けのコミュニケーションノート閲覧で御座います。祭りという事で移動はされていましたが確り御座いました。
駅舎内のtrue tearsコーナー之圖
駅舎内のtrue tearsコーナー之圖
帳面の裏表紙には以前当駄日記に寄せられた情報通り、湯浅比呂美嬢の声を担当された名塚佳織氏のメッセーヂが記されておりました。前回来訪時に氣付かなかったとは何たる不覚!
名塚佳織氏のメッセーヂ之圖
名塚佳織氏のメッセーヂ之圖
Jimmyさんと帳面を捲っておりますと、地元の聖地巡礼者だという男性が話し掛けて参りまして暫し話し込みました。その御仁曰く、むぎや祭りに訪れる聖地巡礼者はその目印として腕に布を巻きつけようという話がネット上であったらしいのですが、いざ来てもそんな人は全然見掛けないとの事。私が「この時期は参連休だから初日に来る者は少ないのではないか?」と言うとその御仁は嗚呼そうかもと納得しておりました。まあ、私の様に土日しか休みの無い人間には今日が壱番良い日なのだが。然し帳面を見る限りでは今日来ておる者も結構居た様ですがね〜。尚、Jimmyさんと僭越ながら私も一筆書かせて頂きました。
駅前の街踊り会場を少し堪能した後、再び中心部に戻る。薄暗い街に映える灯の入った雪洞の列は何とも幻想的で良いですな〜♪(〃ω〃)
街踊り駅前会場之圖
街踊り駅前会場之圖
市街地旧道に映える雪洞之圖
市街地旧道に映える雪洞之圖
すっかり夜の帳が下りた目抜き通りを練り歩いておりますと、Jimmyさんが沿道にむぎやグッズを扱う店を発見。釣られる儘入ってみると何と其処には伝説の酒、true tearsを意匠した「泪三景」があるでは御座いませんか!勿論展示用の非売品でしたが。
「泪三景」及び名塚佳織嬢のサヰン色紙之圖
「泪三景」及び名塚佳織嬢のサヰン色紙之圖
早速寫眞を撮っておりますと、見るからに聖地巡礼者と思しき男性が鼻息荒く歩み寄って参りまして、嘗てアニメスタッフがヤフオクに流した「泪三景」が七萬円で落札された等、携帯電話の写真を披露しつつ色々薀蓄を垂れて行きました。う〜ん、矢張り聖地巡礼者はかなり来ておる様だ…まあ我々も似た様な者である事は否定致しませんが。( ̄▽ ̄;
かくして、色々な意味で存分にむぎやを堪能して城端を去ったのですが、帰りに何処かで夕食でも食べて行こうと提案した所、Jimmyさんがそれならと一計を案じ向かった所は旧婦負郡婦中町(現富山市)にある平和堂系列の大型ショッピングモール「ファボーレ」で御座います。賢明な方はお氣付きだと思いますが、此処は安藤愛子嬢が仲上眞一郎君や野伏三代吉君と買い物に行ったショッピングセンターのモデルとなった施設で御座います。聖地巡礼の最後の〆も聖地巡礼という事ですな〜♪ヽ(゜▽、゜)ノ
フューチャーシティ ファボーレ之圖
フューチャーシティ ファボーレ之圖
此処の某カプリチョーザで夕食を取り、最後に自宅でニコニコ動画鑑賞會を行い解散となったので御座います。いや〜、実に濃厚極まりない壱日で御座いました。我が地元もまだまだ捨てたものでは御座いませんな〜(笑)。


本日の脳内BGM:石動乃絵(高垣彩陽)「アブラムシの唄」(謎…ではないわな)


という事で、本日はむぎや男踊りの寫眞を。