廃人尾張決戰譚、始まる

JR岐阜駅ホーム之圖

昨日でフェイト・T・ハラオウン嬢の痛車プラモデルも完成しましたし、これで心置きなく先日迄の廃人県外行軍報告を認める事が出来ます。とはいえ、大した内容ではないのでさらっと流す程度の報告に留まると思いますが…( ̄▽ ̄;
ともあれ、先ずは名古屋鳥肌実中将謁見行軍と参りませう。本日は報告壹。
皇紀二六六九年十二月五日、この日私は約九箇月振りに愛知県名古屋市へ向かった。その目的は只壱つ、鳥肌実中将時局講演会「ダメ。ガッカイ。」名古屋講演拝聴の為に他ならない。
中将の本年度時局講演會は少数精鋭方針らしく、我が地元はおろか日本海側では一切開催されない為、「中将がお出でになられないのならば私自ら中将の下へ馳せ参ずるしかない」と一念発起。速攻で名古屋講演のチケット及び往復の行軍手段を確保、この日に備えて着々と準備を進めていたのである。
決行前夜は何時もの如く殆ど寝られない儘朝を迎え、寝惚け眼で朝餉を食し我が地元を出る始発の路線バスに乗り込み富山駅へ到着した。
早朝のJR富山駅之圖
早朝のJR富山駅之圖
今回の行軍に付いては「名古屋早特往復きっぷ」を用い高山線ワイドビューひだ」を利用する事にした。思えば高山線を利用するのは本当に久々である。因みに名古屋へは「しらさぎ」を利用した方が移動時間が短いのだが、こういうのも旅の風情というものである。
キハ85系ワイドビューひだ之圖
キハ85系ワイドビューひだ之圖
この車両は「ワイドビュー」の名を冠する通り広い視界を売りとしている。御陰で車窓からの景観は抜群である。因みに私の乗った車両は先頭車両故、前方の視界もばっちりで御座います…途中迄は(謎)。
ワイドビューひだ車内之圖
ワイドビューひだ車内之圖
列車は「あずさ2号」ではないが定刻通り八時丁度に出発。非電化の高山線を走るひだ号は当然気動車故力行時には力強いディーゼルエンジン音が聞こえて来る。それ故力行と惰性走行が手に取る様に分かるのが電車には無い醍醐味である。やがて富山を抜け岐阜県に入り神通川の源流となる宮川沿いを直走る。
宮川の渓谷沿いを走る之圖
宮川の渓谷沿いを走る之圖
宮川に沿って線路がカーブする之圖
宮川に沿って線路がカーブする之圖
列車は飛騨盆地に入り高山を目指す。
旧古川町(現飛騨市)を走る之圖
古川町(現飛騨市)を走る之圖
そして高山駅に到着、此処で列車は増結作業に入る。つまりひだ号は名古屋〜高山間は乗客も多いが高山〜富山間は一氣に乗客が減るという事ですな(苦笑)。
ワイドビューひだ増結之圖
ワイドビューひだ増結之圖
増結により列車は参両から七両編成へ、と同時に我が乗車車両は先頭車両ではなくなった(苦笑)。
増結により通路も接続さる之圖
増結により通路も接続さる之圖
七両となったひだ号は高山を発ち盆地南部の宮峠を抜け、
宮峠に続く線路之圖
宮峠に続く線路之圖
日本参名湯が壱つ下呂温泉を通過し、
飛騨川沿いに軒を連ねる下呂温泉街之圖
飛騨川沿いに軒を連ねる下呂温泉街之圖
飛騨路の渓谷中山七里と日本最古の石がある飛騨川の断崖「飛水峡」を脇に眺め、
飛水峡之圖
飛水峡之圖
美濃太田を超え日本ライン下りで有名な木曽川に沿って走り、
木曽川を下るカヌー之圖
木曽川を下るカヌー之圖
列車は岐阜で方向転換、最高速度114km/hをマークしつつ定刻通り一二時一分に雨の名古屋駅へ到着した。これより廃人の名古屋ゲリラ活動が始まる…


 続く


本日の脳内BGM:竜鉄也奥飛騨慕情」(謎)


扨、本日はJR岐阜駅ホームの寫眞でも。