名古屋の「山」に眞の登山家を見た(笑)

甘口小倉抹茶スパ之圖

本日は弥生末日、皇紀弐仟六佰七拾年度も本日が最終日で御座います。そして私の労働先の現在の部署での労働も本日が最後で御座いました。
とはいえ、何時も通りの労働をこなし何の感慨も御座いませんでしたがね〜。尤も、同じ部署の者からは何の惜別の言葉も労いの言葉も無かった事には思わず泣きそうになりましたが…これが労働先の鼻摘み者の運命で御座います。
ともあれ、泣こうが喚こうが明日からは新しい部署での労働となります。我を待ち受けておるのは鬱の日々か苦悶の日々か…


…とまあ、此処で幾ら口を零しても実生活同様誰からも相手にされませんので、氣を取り直して「尾張日帰り雪中強行軍」報告でも書きますか。本日は報告貮。
北名古屋市の某ネットカフェで少しばかり仮眠を取り一〇時に退出、今度は「MAPLUSポータブルナビ3」の白井黒子嬢ナビにで金山駅に向かう。此処で今行軍最大の目的であるふろさんと邂逅する手筈となっているのである。広い車線とそれに見合う交通量の多い名古屋市内の道路を直走り金山駅に到着、近くのコインパーキングに車を停め徒歩で駅に向かった。
金山総合駅之圖
金山総合駅之圖
乃絵さんの新聞蒐集を兼ねて時間を潰しているとふろさんから連絡が、駅前広場にて壱年半振りにふろさんとの邂逅を果たした。ふろさんに乃絵さんを紹介し車へと戻り、昼餉を兼ねたミニオフ会の會場となる喫茶マウンテンへ向かった。
喫茶マウンテン看板之圖
喫茶マウンテン看板之圖
時刻は昼前だった事もあり待たされる事も無くテーブルに陣取る。既に大勢の客がマウンテンの独創的料理に舌鼓を打っていた(或いは卒倒していた)。
喫茶マウンテン之圖 この日も店内に阿鼻叫喚が木霊していた…?(笑)
喫茶マウンテン之圖 この日も店内に阿鼻叫喚が木霊していた…?(笑)
早速料理名だけでは想像だに付かないメニューに目を通し、乃絵さんはピカンテピラフ(激辛)チョコレートパフェ、私はベーコンほうれん草スープスパと冬春限定のイチゴパフェ、そしてふろさんは何と勇敢にも甘口小倉抹茶スパを注文したのである!因みに甘口スパは食した事が無いとの由…果たして如何なる事やら…( ̄▽ ̄;
ふろさんと乃絵さんの會話が盛り上がっていた所で乃絵さんのピカンテピラフ(激辛)が運ばれて来た。マウンテンの特徴である量の多さも然る事ながら、其処から漂う匂いが既に半端でなく辛い…
ピカンテピラフ(激辛)之圖 金八佰円也
ピカンテピラフ(激辛)之圖 金八佰円也
早速乃絵さんが口にするもいきなり絶句…辛い物は得意という乃絵さんをして「この辛さは半端ではない…」と言わしめる程の激辛振りだったのだ。後の調査で判明したのだが、ピカンテとは激辛ソースの名前らしく多くの登山家*1が敢え無く遭難*2したという曰く付きの魔のメニューだったのである…激辛の名は伊達ではなかったか。それでも乃絵さんは上に乗った目玉焼きと水を頼りに黙々と食し続ける。
次に私のベーコンほうれん草スープスパが来たのだが、上に掛かっていたのは如何見てもスープというより缶入りのコーンクリームである。然も肝心のベーコンと菠薐草が全く見えない位濃厚である…
ベーコンほうれん草スープスパ之圖 金七佰五拾円也
ベーコンほうれん草スープスパ之圖 金七佰五拾円也
これは味的には申し分無かったのだが、濃厚極まりないクリームと量の多さ、そして寧ろこっちの方がスープだろうと思う程の底に溜まった食用油が曲者であった。因みに以前も食した事があるのを後になって思い出した…俺だらしねぇな。( ̄‐ ̄;
乃絵さんと私が各自惡戰苦闘している所に、遂にふろさんの甘口小倉抹茶スパが遣って来た。恐ろしい位抹茶色をした麺の上に生クリームと小倉餡、そしてフルーツ…実に恐ろしい料理である…(笑)
甘口小倉抹茶スパ之圖 金八佰円也
甘口小倉抹茶スパ之圖 金八佰円也
ふろさんは口にして一言「思い切り抹茶味だ…だが食べられない事は無い」と一心不乱に食べる。ゆっくり食すと拙いと判断したそうだ。かくして三者三様目の前の料理と格闘した結果、私は無事単独登頂*3成功、乃絵さんも辛うじて登頂成功した。
ベーコンほうれん草スープスパ「単独登頂」之圖
ベーコンほうれん草スープスパ「単独登頂」之圖
ピカンテピラフ(激辛)「単独登頂」之圖
ピカンテピラフ(激辛)「単独登頂」之圖
そしてふろさんであるが、何と見事単独登頂成功!初登山での甘口スパ挑戰で登頂成功は余りにも見事…乃絵さんと私は拍手でふろさんの偉業を称える。ふろさんは眞の「登山家」で御座いました(笑)。
甘口小倉抹茶スパ「単独登頂」之圖
甘口小倉抹茶スパ「単独登頂」之圖
参人共に激闘を終え呆然としている所に乃絵さんのスイーツ(笑)チョコレートパフェが来た。相変わらず此処はパフェも量が半端ではない、然もグラスにぎっしりアイスクリームが詰まっていてコーンフレーク等で底上げをするという真似もしていない。然し激辛メニューで憔悴していた乃絵さんには正に打って付けだった様で、瞬く間に登頂していた。
チョコレートパフェ之圖 金六佰五拾円也
チョコレートパフェ之圖 金六佰五拾円也
ふろさんも口直しにとドリンクを追加注文、頼んだのは庭ジュースなる怪しげな名称のドリンクだったが、出て来たのは見るからに濃厚そうな柚子ドリンクであった。そういえばマウンテンの庭には壱本柚子らしき木が生えていたが、それが「庭」たる所以なのか?真相は謎である…
庭ジュース之圖 金四佰円也
庭ジュース之圖 金四佰円也
そしてかなり遅れて私が頼んだイチゴパフェが運ばれて来た。季節限定という事で中々食す機会が無かったので壱度食してみたかったのである。見た目は普通に美味そうなパフェだが、チョコレートパフェ同様量は半端ではない。そしてグラスの底の苺は見事に凍っていた…(笑)
イチゴパフェ之圖 金七佰円也
イチゴパフェ之圖 金七佰円也
然しこれも難無く単独登頂成功。以前は結構苦戰していたのだが、これも慣れという奴か…(大笑)
イチゴパフェ「単独登頂」之圖
イチゴパフェ「単独登頂」之圖
その後暫し他のテーブルを見ていたのだが、見事に麺が真っ黄色な甘口バナナスパや恐ろしい位に麺がピンク色をした甘口イチゴスパに挑む若人が居たが、それ等が皆数口食してフォークが止まっていたのが印象的であった(爆)。彼奴等は無事登頂出来たのであろうか…
ともあれ、マウンテンでの壮絶な昼食オフ會は無事終了、何時の間にか行列が出来ていたマウンテンを後にしたのであった。


 続く


本日の脳内BGM:ALI PROJECT「妄想水族館」(謎)


扨、本日の寫眞も甘口小倉抹茶スパで。ヽ(゜▽、゜)ノ

*1:喫茶マウンテンに訪れる客を指す符丁。

*2:マウンテンの料理を食べきれずに残す事を指す符丁。

*3:マウンテンの料理を一人で完食する事を指す符丁。