朝霧ちとせはひまりんと双肩を成せるか?

JR大月駅駅名標之圖

昨日の一件ですっかり疲弊した私は、氣分転換にと思い此奴を購入して参りました。

大日本サムライガール 2 (星海社FICTIONS)

大日本サムライガール 2 (星海社FICTIONS)

筋金入りの右翼少女、神楽日毬嬢が日本の首班を目指す為にアイドルとなって活躍して行く話「大日本サムライガール」の続刊で御座います。注目の続編という事もあり、今回も前作同様一氣に読了してしまいました。
アイドルデヴューを果たし右翼アイドルとして注目を浴びたものの、大手芸能プロダクションによる度重なる妨害工作に業を煮やした日毬嬢がマスコミを引き連れて直談判を敢行、その場で現行犯逮捕された所迄が前巻の粗筋で御座いますが、この一件で日毬嬢は一躍海外メディアも注目する有名人となりアイドル復帰後はトップスター扱いとなりました。
大手藝能プロとも和解を果たし、ひまりプロダクションの影の尽力者である健城由佳里女史の提案でオーディションを敢行。採用されたのは「お金を稼ぐ為なら自らの体を売る事さえ厭わない」と宣う自称守銭奴の朝霧千歳嬢なのだが…というのが大まかな粗筋で御座います。
今作も「ひまりん」こと日毬嬢の「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」の名言と共にその揺ぎ無い右翼振りは健在。復帰会見でも既存の右翼団体の殆どやネトウヨは本当の右翼ではないと発言する等彼女の思想、言動は前作同様微塵もブレておりません。一方、時折か弱い普通の女らしさを見せる所がいいんですよね〜♪(〃ω〃)
それとひまりプロダクション代表兼ひまりんのマネージャーである主人公の織葉颯斗君の千歳嬢絡みでの実業家としての奮闘振りも注視すべき所ではないかと。ひまりんが全幅の信頼を置くのも良く分かります。尤も、彼女は颯斗君に対しそれ以上の感情も抱いておる様ですが…2828。
そして前作では少ししか登場しなかったひまりんの姉である神楽凪紗嬢も中々良いキャラで御座いますな〜。( ̄∀ ̄)
そんな訳で、今作も「読み物」としては中々痛快で面白かったのではないかと。*1これは第参巻も購入せざるを得まい。(*゚皿゚)
…以上、前作以上に糞の役にも立たない廃人の読後レヴューで御座いました♪ヽ(゜▽、゜)ノ


本日の脳内BGM:家の裏でマンボウが死んでるP「神様はエレキ守銭奴」(謎)


扨、本日はJR大月駅駅名標の寫眞なぞ。

*1:個人の感想です。