労働環境の激変が徐々に心身を蝕む
月曜となり今週もまた労働の日々が始まりましたが、人手不足の影響で終日本来の業務以外の仕事をさせられ不慣れなのも相俟って何時も以上に疲れた氣が致します。何というか何時倒れても可笑しくないというかね〜。
然し若し此処で私が倒れたら労働先の業務に深刻な影響を及ぼす故、下手に倒れる訳にも行かないという凄まじい状況となっております。小島よしお氏宜しく「そんなの関係ねえ！」と言える神経の図太さと揺ぎ無い資金があればどれ程楽な事か…
今週は連日こんな肉体及び精神状態が続きそうで御座います。嗚呼、本当に遣ってられねぇ。('A`)
そんな愚痴を零しつつ、本日も「青春18きっぷによる長野・松本日帰り行軍」報告でも認めますか。本日は報告貮。
長野駅に到着した我々は早速最初のゲリラ活動を展開すべく長野電鉄長野駅に向かう。
長野電鉄長野駅之圖
目標は志賀高原の麓に位置する湯田中温泉、此処で日頃の疲れを癒そうという算段である。実は往復の特急料金と湯田中駅前にある温泉「楓の湯」の入浴料がセットになって正価の約半額という御得な切符があり、それを利用しようという次第。
因みに長野電鉄の特急車両は元小田急10000形パノラマカー及び元JR東日本253系成田エクスプレスが使用されているそうで、何れにも乗車経験の無い私はこれ等に乗車するのも楽しみの壱つであった。尤も、私は長野電鉄に乗る事自体初めてなのだが（笑）。
切符を購入し地下の改札を抜けると既に既に元小田急10000形パノラマカーが停車しており早速乗車、尚、この列車の長野電鉄での愛称は「ゆけむり」である。
長野電鉄1000系（元小田急10000形）「ゆけむり」之圖
我々の狙うのは当然展望席の最前列だったが、既に先客が居た為止む無く別の席に座る。それでも眺望は中々のものではないか。
1000系ゆけむり展望席之圖
そして愈々出発、長野駅から暫くは地下トンネルを通り中心地の外れで地上に出る。
地下トンネルから地上に出る之圖
道中、元JR東日本253系成田エクスプレスの2100系と擦れ違う。帰りはこの列車に乗る様に計画されている。
長野電鉄2100系と擦れ違い之圖
複線だった路線も朝陽駅を過ぎて単線となり、千曲川に掛かる鉄道道路併用橋の村山橋を渡る。
村山橋に差し掛かる之圖
村山駅手前之圖 交差しているのは上信越自動車道
車庫を併設する須坂駅之圖
須坂駅を過ぎ林檎農園の中を直走る。
林檎農園脇を走行之圖 扇風機は霜付を防止するための物
林檎農園の中を通る線路之圖
終盤は最高40‰という急勾配を登り終点の湯田中駅に到着、小壱時間の移動であった。
湯田中駅入線之圖
1000系ゆけむり於湯田中駅之圖
「美わしの志賀高原」なる懐メロが流れる中改札を抜けると、其処は如何にもと言った感じの古風な温泉街であった。この雰囲氣、嫌いではない。
長野電鉄湯田中駅之圖
湯田中温泉之圖
我々は早速旧駅舎隣にある「楓の湯」に入泉と洒落込む。入泉時に温泉饅頭を貰えるサービスがあったが、肝心の温泉は思ったよりも狭かった。まあ入泉料参佰円ならこんなものか。ともあれ存分に久々の温泉に浴した。
湯田中駅前温泉 楓の湯之圖
すっかり温まり暫し休憩所でまったりとしておると、駅ホームに帰りに乗車する2100系が到着したので駅へ向かう。
長野電鉄2100系入線之圖
元JR東日本253系成田エクスプレスの2100系、愛称は「スノーモンキー」である。
長野電鉄2100系（元JR東日本253系）「スノーモンキー」之圖
この2100系、何と個室席が其の儘残されており人数に関わらず壱阡円の指定券を購入すれば利用出来る。折角なので利用しようという事になり割り勘で指定券を購入した。嘗てのグリーン個室に伍佰円で乗れるなんて一寸した贅沢ではないか。蛇足だが現在の成田エクスプレスE259系には設定されていないそうだ。
2100系個室指定席之圖 因みに「Spa猿〜ん」の愛称がある
個室指定席内部之圖
個室指定席出入口之圖 硝子部分は寫眞右上にあるスイッチで不可視化出来る
2100系自由席之圖 253系時代からの変更は無いらしい
出発後、私は寝不足と温泉の心地良さも手伝って暫し眠っていたが長野市の市街地に入った頃には目が覚めた。
長野新幹線回送線と信越線との交差に差し掛かる之圖
こうして御得で一寸贅沢な温泉小旅行を終え長野駅に戻ったのであった。
2100系スノーモンキー於長野駅之圖
続く
本日の脳内BGM：志賀勝「道」（謎）
