ひまりプロの勢いは留まる所を知らぬのか

松川べりの桜之圖

連日の激務から漸く開放された本日は日頃の運動不足を解消すべく弐台目(弐代目ではない)の愛輪「初音號」で所用に赴いたので御座います。
先ずは伸び過ぎて鬱陶しかった頭髪を切るべく床屋に足を運び、その足で地元のアニメイトに向かい「大日本サムライガール」第伍巻を購入して参りました。我が生誕日に発売されておったのですが、労働の影響で購入に行けず漸く入手出来た次第で御座います。

大日本サムライガール 5 (星海社FICTIONS)

大日本サムライガール 5 (星海社FICTIONS)

帰宅後食事、昼寝及び運動を経て半日掛かりで読了致しまして、最初こそコミカライズ「大日本さむらいがーる劇場」のコミカルキャラがオーバーラップされて随分違和感を覚えましたが(笑)、読み進めるにつれてちゃんと小説の世界に引き込まれて行った故その辺りの力は相当なものだな〜と感心したので御座います。
浪速の左翼アイドル槙野栞嬢の加入により益々勢いに乗るひまりプロダクション、そんな折ドーナツ屋の事業展開の話が持ち上がりその広告塔として神楽日毬嬢のデヴュー当初から目を掛けていたトップアイドルの片桐杏奈嬢に白羽の矢が当たったのだが…というのが大まかなスト−リーで御座いますが、今回もメディア対策としてのインナーサークルの設立や片桐杏奈嬢の移籍を巡って株式売買を交えた丁々発止の遣り取り等中々面白い要素が取り入れられておりましたな〜。
そして日に日に巨大な組織になって行くひまりんの政治結社「日本大志会」に各政党や公安が接近を試みる中、ひまりんの懐刀である佐々倉壮司公に織葉颯斗社長とひまりんが連れて行かれた場所は…という所で今回は終わりなのですが、これは次巻が楽しみで仕方が無いですな〜。次はひまりんが愈々「あの國」と対峙するのか…?
そんな訳で、廃人の心底如何でも良い読後レヴューはこの位に致しまして、既に日付も変わっておるので寝るとするか。


本日の脳内BGM:甲斐バンド「安奈」(謎)


扨、本日は松川べりの桜の寫眞を。尤も本日見た時は既に葉桜と化しておりましたが…