矢張り年に壱度は見ておきたい

おわら稽古中之圖

葉月最後の土曜日となった本日は弐台目(弐代目ではない)愛輪「初音號」を駆って地元の献血ルームに出向き通算九拾六回目の献血を敢行したのですが、次回の成分献血可能日が壱箇月後ってどういうことなの…(byビリー・ヘリントン
こうなると今年中の通算壱佰回献血達成は少々暗雲が立ち込めて参りましたが、そうなったらなったで来年の年明けに帝都でこの偉業を達成するのも惡くないな〜と考えております。元々節目の献血は県外で敢行するのが私の楽しみでも御座いますしね〜。まあ、これはおいおい考えますか。( ̄ー ̄)
夜になって、野江乃絵さんのお誘いで富山市八尾町のこの時期の風物詩「越中おわら風の盆」の前夜祭を見て参りました。おわら風の盆は来月壱〜参日に行われるのですが、実は本日迄各町内持ち回りで前夜祭を遣っておりましてそれを見に来た次第ですな。
嘗て池袋にあった「サクラ大戦」公式店太正浪漫堂で購入した浴衣を凡そ壱拾年振りに着装する氣合の入れ様で出掛けたものの、現着すると雨が降り出し前夜祭會場に着いた頃にはすっかり雨…越中おわら節に欠かせない胡弓も三味線も雨が大敵故こうなると外での演舞は行われません。其処で急遽公民館での演舞となり玄関前には大勢の観光客が押し寄せたので御座います。

我々も暫し演舞と演奏を遠巻きに観賞しておりましたが、矢張り哀調を帯びた胡弓の音色は良いもので御座いますな〜。(〃ω〃)
演舞も終わり會場を離れると途端に雨も止み、余りにもピンポイント過ぎるだろと苦笑しつつ日本の道百選にも選定されておる諏訪町通りを歩きます。沿道に連なる雪洞の列…この風景がまた良いんだな、これが。

帰路の途中、別の町内では本番に向けての稽古に余念が御座いませんでした。こういう静かな環境でおわらを観賞するのも乙なので御座います。

こうして短い時間ではありましたがおわらを堪能し防空壕に帰ったので御座いますが、おわらの時期が来るともう秋の氣配で御座います。さらば夏の日…(*゚皿゚)


本日の脳内BGM:廣瀬倖「流しの胡弓」(謎)


扨、本日はおわら稽古中の寫眞をば。